当社は1923年(大正12年)、関東大震災が発生した年に、主に震災復興のための測量を行う測量会社として創業いたしました。昭和21年の株式会社設立以降、戦災復興事業や高度経済成長期における市街地整備事業の多くに携わることを皮切りに、各種調査分析、計画立案、設計、また関係者の合意形成支援からまちの管理運営までの一連の流れを包括的にコーディネイトできる体制を整え、まちづくりに必要なノウハウを蓄積することにより、現在の「まちづくりの総合技術コンサルタント」としてお客さまに技術力をご提供してまいりました。また、過去に発生した阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震におきましては震災復興まちづくり事業に参入し、令和6年能登半島地震におきましても早期復興に尽力しております。
我々を取り巻く社会環境は人口減少・高齢化の進行と社会の価値観の多様化を背景に大きく変化し、コンパクトなまちづくりの実現、さらに都市マネジメントとまちづくりのあり方も大きく変化しております。今後予想される大規模地震や気候変動に伴う台風・豪雨等の自然災害に備えて、生命と財産を守る安全・安心なまちづくり、激化する国際競争の中で存在感を発揮し経済成長の起爆剤になれるようなグローバルなまちづくり等、社会ニーズの多様化やライフスタイルの変化に対応していかなければなりません。
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