柔軟な市街地整備手法を駆使し
駅隣接地の高度利用を実現
本地区は、既成市街地での「多様で柔軟な市街地整備手法」を活用して「柔らかい区画整理」を実践した地区であり、「大街区化の事例」として国土交通省により紹介されている土地区画整理事業(敷地整序型)地区です。
御徒町駅の周辺は、過去の震災復興事業を経て一定の基盤整備がなされた商業地域ではありましたが、時代のニーズが必要とする建築敷地は既存の区画道路に細分化され、高度利用に見合う大規模な敷地確保が困難な状況でした。また一部の街区では区画道路の接道状況により、利用可能な容積率や街のにぎわいを求める上での歩行者の回遊性・安全性の確保が課題となっており、街区間に残る狭隘道路の解消や、滞留スペースとしての駅前広場の整備等、にぎわいのある街づくりの実現に向けた柔軟な整備手法の適用が求められていました。
弊社は、本事業の初期段階からこのプロジェクトに参画し、事業フレーム・事業計画の組み立て、換地設計・仮換地指定、換地計画・処分等の実施、事業の管理等、終盤までの一貫したコンサルを行いました。
この事業の施行により、複数の街区に分散していた商業施設を一体化し、駅前の土地の高度利用が可能になるとともに、公共施設の再編で用地買収を行うことなく歩行者駅前広場(通称「おかちまちパンダ広場」)が拡充。また、従前道路の位置に通路(地区施設)を整備し、歩行者・自転車の通行機能を確保して安全性や回遊性を実現しました。
なお、この事業の特徴は既成の概念にとらわれず、従前公共施設(道路)の駅前広場への付け替え(公共施設の「量」から「機能」への変更)による手法の活用であり、また資金計画では保留地減歩によらず賦課金を設定し、「減歩0」の組み立てを行った地区であるといえます。
設計図
イベントが実施される歩行者駅前広場
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