区画整理事業の実施においては、市区町村の上位計画への適合や、事業成立のための仕掛け作りが、どうしても必要である。しかしながら、その実現には権利者の理解と協力が不可欠であり、また時間の経過と共に権利者の土地活用の思惑に変化も 出てくることも想定される。その中で、区画整理設計と事業運営の立場から、個々の権利者の意思を反映でき、また今後の 経済事情の変化に対応できうる方法を、本地区では実施した。
結果的に、権利者との十分な合意形成でき、また、事業にたずさわる様々な立場の者が、それぞれの立場で『協働』する仕組みを 実施したことが、事業全体の業務軽減化や事業期間の短縮につながったと考えられる。
(地区概要)
本地区は東京都西多摩郡日の出町、圏央道日の出I.C.西側に近接する面積約29haの区域で施行された組合区画整理事業である。
(備考)
※なお、本件の概要は、土地区画整理士会会報 No.154に掲載されています。
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