2019年7月16日、国土交通省国土地理院関東地方測量部長より「平成30年度 水準測量(さいたま・利根川中流・日本水準原点1地区)」について優良業務として表彰状が授与されました。
【業務内容】
関東平野部地域では地盤沈下が著しく、1都6県4市の自治体により毎年精密水準測量による地盤沈下調査が行われていますが、国土地理院においても地域内の一等水準路線を主要幹線として観測を実施しております。また、利根川中流地区においても、地下水採取による影響だけではなく、地盤沈下を起こしやすい地層地盤地帯であるため地盤沈下が顕著な地域であり、関東平野北部地盤沈下防止対策要網の対象地域に指定されており、水準測量による調査が行われております。
当該業務は、上記地域内における東京都千代田区(日本水準原点を含む)より、さいたま市北区と神奈川県横浜市泉区、並びに利根川中流地域においての一等水準測量169kmを実施したものであり、発注者である国土地理院より良好な観測結果であると評価頂きました。
地盤沈下監視体制のなかで、重点的な監視を必要としている調査への基礎データとして貢献できましたことは、喜ばしいことであり、より一層の技術向上に励むとともに、若手技術者の育成に今後さらに努めていく所存であります。
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